高品位住宅基準15項目
01 設計基準
〔柱の直下率60%以上〕 〔耐力壁線の直下率60%以上〕
住宅金融公庫建設基準を満たした上で、更に建物構造の強化を図る耐震基準を強化しています。
グリッド構成による間取り作成プランで、構造の安定とバランスを考慮した設計を行なっています。
柱・耐力壁の配置と直下率

・柱の直下率=2階の柱の下に1階の柱がくる割合
・耐力壁の直下率=2階の耐力壁の下に1階の耐力壁が来る割合
耐力壁の配置と偏心率

偏心とは重心と剛心のずれの事をいい、偏心が大きすぎると建物はねじれるようにして壊れる可能性があります。
・重心=建物の重さの中心
・剛心=建物の強さの中心で、壁の配置の偏りで決まる。
02 地盤調査の実施
スウェーデン式サウンディング

国土交通省にも定められた、住宅建設に適した地盤調査試験です。多くの国で基準化された方法で、土地の強さ(支持力・沈下量)が容易に判定できます。
先端に専用のロット(ドリル)を取り付けて一定深度にて打撃を与えその回数により、建設地の状態を判断します。
掘削した土の状況も確認できますので、砂質・粘土質等の地下の状態も解る優れた調査方法です。
03 機械式プレカット部材の使用(含水率20%以下)

精密に機械加工(プレカット)された木材を使用しています。手加工に比べ1.5倍の接合強度で噛み合います。
04 床束(鋼製束)

床を支える束と呼ばれる支持材に、鋼製束を採用。容融亜鉛メッキ処理でサビやシロアリを寄せ付けず、圧縮強度は2t以上と大変強く安心の強さで頑丈な構造を支えます。
施工面ではターンバックル方式で作業を容易に行うことができ、高さの微調整が可能なため制度も高まります。
05 剛床施工

2階の床は、非常に剛性の高い構法にて施工し、自信の時には、ねじれを防ぎ耐震性を高めてあります。
梁に根太堀りを施し、根太を落とし込んでいき、その上に構造用パネルとプラスターボード(12.5mm)を敷き詰め、床材を施工しています。2階の物音も軽減されます。
06 外壁通気工法
外壁材と構造躯体(柱)との間に通気層を設けています。結露を防ぎ、建物の劣化を軽減、気密性を維持しながら、壁体内の湿気をスムーズに外へ排出します。透湿性に優れた透湿防水シートを通気層内に施しています。

07 ヘッダー配管

床下に設置したヘッダーから各給水栓まで途中で配管を分岐せず施工する工法。施工性、耐久性が高まり、また、メンテンナンスも容易に行うことができます。
08 木造【耐久性】住宅

09 高耐震{兵庫県基準}住宅
大地震を経験した兵庫県における高耐震住宅を採用※旧住宅金融公庫基準
10 省エネルギー住宅
11 火災報知機の設置
12 シックハウス対策
「F☆☆☆☆」
「24時間換気システム」
13 バリアフリー住宅
14 住宅瑕疵10年保証
住宅瑕疵担保責任保険法人による保険制度が実施している住宅瑕疵10年保証
15 施工管理規定による検査の実施
「チェックリスト」
「工程内検査の実施・社内完成検査の実施・顧客検査の実施」